メディアファクトリー_タブー・タトゥー
◆タイトル
タブー・タトゥー
◆ジャンル
現代異能バトル系
◆登場人物
・赤塚正義(あかつか ジャスティス)。あだ名は「セーギ」※俗に言うキラキラネームのようです。
・ブルージィ=フルージィ。通称「イジー」
・トム=シュレッドフィールド。イジーの部下。スーツを着た優男。
◆あらすじ
正義の味方を目指す少年、赤塚正義(あかつか ジャスティス)。あだ名は「セーギ」
ある日、セーギはチンピラに絡まれていた男性を助け、お礼として呪紋と呼ばれる
不思議な力を手に入れる。
翌日、セーギは謎の少女、ブルージィ=フルージィ(通称イジー)に絡まれ、そこで呪紋について色々聞かされる。
そして紆余曲折あり、イジーに協力する形でセーギは呪紋を回収する戦いに巻き込まれていく。
◆設定
呪紋:タトゥーのような見た目をしている。身体能力が上がったりするテンプレ的な異能の力。
※Fateの令呪にソックリです。
◆感想
強くなりたいと願う少年が、偶然異能の力を手にして謎の少女と出会い裏の世界に足を踏み入れる・・・・・・
という悪く言えば、どこかで見たことがあるような展開。
よく言えば、古きよき現代異能テンプレバトル物でした。
「正義の味方」とか令呪みたいな異能力とか全体的にFateを連想させる単語が多かったですね。
というか作者が漫画版「Fate/zero」の絵を担当されていた方だったので、その辺も影響しているのかもしれません。
ここからは内容についての感想。
当作品は全13巻出ており、筆者はゴールデンウィークを削って全巻読んでみたのですが、
序盤:普通に面白い。隠れた名作。
中盤:う~ん。
終盤:この人たちは何のために戦ってるの?
という具合でした。
ツカミはよかったんですが、中盤以降、失速していきました。
特に終盤あたりからネームドの敵キャラに魅力がなかったのも惜しかったです。
序盤は「ブラフマン」というラスボスが保有する組織と敵対するのですが、
そのブラフマンに所属する連中は、みんなキャラが立っていて、
魅力があっただけにそれと比べるとなぁ、と個人的に思うところがあったりなかったり。
※この作品はすでにアニメ化しているようで、このブログの趣旨とは少し外れてしまうのですが
4巻までは本当に面白かったので、4巻までは読んでみて欲しいなぁ~と思い記事にしてみました。